今年もあっという間に過ぎ、はや師走です。11月下旬は寒暖差で参りましたが、12月は一気に冬らしくなってきました。
新型コロナウイルス感染症は一時的に下火になっています。一方、インフルエンザなどの各種感染症が蔓延しています。柏市内でも、マスクの装着率が増えている気がします。やはり手洗いですよね。更に気になる方は、迷わずマスクを装着して下さい。
現在私は、本来の生殖医療以外に、医師会の仕事の一環で、HPVワクチン(子宮頚がんワクチン)接種の啓蒙に尽力しています。この話は、医師会だけの話ではなく、地方自治体、教育委員会、学校など、本来われわれとあまり接点のない方々との連携が必要になります。よくわからない点もありますが、それだけ新鮮味もあり、興味深く邁進しています。もしHPVワクチンに興味がある方は、是非おいで下さい。いくらでも説明します。
また、来年度からは「柏市 大腸がん検診」にも協力する予定です。容器を渡し、便を2回分お持ちいただくと終了なので、とても簡便にできます。
柏市保健所の説明によりますと、現在日本におけるガンによる死亡の原因のトップは、女性では大腸ガンとのこと。更に、大腸がん検診の受診率が、柏市を含め、全国的に低いとのこと。今回は柏市保健所に協力する形で、子宮がん検診を受けている方にも、是非大腸がん検診(検便)も受けて欲しいと考えて、行うことにしました。子宮がん検診にいらした時に、大腸ガン検診のクーポンを持ってきて頂き、代わりに2回分の便を入れていただく容器を渡します。子宮がん検診の結果を聞きに来る時に、2回分の検体瓶を持ってきていただく、と言う手順になります。結果は保健所から直接患者さんに知らせると言うことのようです。40歳以上の柏市民の方は是非ご検討ください。
|