中野院長の徒然日記

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つぶやき

2021/10/6 神無月

つぶやき

爽やかな秋空が続いています。皆さんお元気ですか?
真鍋先生がノーベル物理学賞を受賞しました。心から祝福申し上げます。真鍋先生は「好奇心を持つことが研究者にとって大切なことである」とTVのインタビューに仰っていました。いくつになっても好奇心を持ち続けることは大切な事だと、再確認しました。約50年以上前から温室効果ガスと地球温暖化に関する警鐘を鳴らしていたとのこと。この国の政治家、産業界は一体何をやっていたのでしょうか?
新型コロナワクチンの第1回目の接種が終了し、第2回目を残すのみになりました。皆さんのお力に少しはなれたかなあと、職員一同胸を撫で下ろしております。
11月に入るとインフルエンザワクチンの予約を始めます。あまり早くに接種してしまうと、抗体が早く少なくなってしまうので、当院では11月の開始にしています。詳細は当HPまたは待合室に掲示します。もう少々お待ち下さい。
マイナンバーカードと保険証を一体化する話が以前から出ています。当院でも厚生労働省にかなり前からカードリーダーを要請しており、来たらすぐに電子カルテのメーカーに連絡をして、システムの更新をしてもらう話をかなり前につけていました。ところが肝心のカードリーダーが全然来る気配がありません。マスコミは「今すぐに出来る」様なことを言っています。しかしこの情報は誰かがマスコミに流しているはずです。これがこの国の行政の実態なのでしょうね。
柏市議会で、「医師会と保健所は何も仕事をしていない」というような発言があったらしく、9月下旬に議員や次期柏市長候補者に集まっていただき、柏市医師会長から丁寧に説明をしたようです。「丁寧に」と申しましたが、医師会長の性格を考えると…。まさか切れたりしていないと思いますが…。あとは皆さんの想像にお任せします。実際は、まず保健所は総動員で出来ることをやっています。柏市医師会も市内のすべての有床施設と協力して、出来る限りの病床を増やしました。自宅待機者には在宅医療を担当されている先生方が日夜巡回されています。頭が下がります。ワクチンも市内の多くの施設で接種をしています。大規模接種も、先生方が自身の休み返上で対応しています。これで「何もやっていない」と言われると、チョット悲しくなります。
最後になりましたが、当院胚培養士、江副さんの学術論文が学会誌に掲載されました。彼女のライフワークである「レーザーアシストICSI」の論文です。難しい話はしませんが、「愛護的に卵子を扱い、顕微授精をする」方法の論文です。多くの論文を執筆されてきましたが、もう一個勲章が増えたというところです。さすがです。
一時的に新型コロナは収束したように見えますが、また山はやってきます。今できることは、マスクの着用と手指消毒です。頑張りましょう。

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