中野院長の徒然日記

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つぶやき

2020/3/3 弥生

つぶやき

年が明け、はや3月。正に「光陰矢の如し」です。昼夜の寒暖差が激しく日によって気温が極端に上下するのが嬉しくない一方、梅は咲き、桜も蕾ができ始めているので、春が確実に近づいている感じが嬉しいです。
今のトピックスは、何と言っても「新型コロナウイルス」。何者だか正確にわかっていないことが最も怖いところです。今われわれが出来ることは、「手洗い及び手指のアルコール消毒」と、「他人に感染させないようにするためのマスクの着用」ぐらいでしょうか?「人混みに行かない」というのもありますが、通勤で使用する公共交通機関は避けて通れませんし、原則対面でないと対応困難という職種もあります。われわれ医療業界がそれです。
更に小中高校が休校になったことで、子供を持つ働く親への対応も問題になっています。医療業界は、働く親、特にお母さん (女性医師、女性看護師)が多い職種の一つです。当院でもそうです。この影響は本人だけではなく、組織全体に波及します。このコーナーでは政治、思想信条に関する発信をできるだけしないようにしていますので、あえて批判はしませんが、考えるところはたくさんあります。
とにかく、自分たちで出来ることを出来る範囲で行い、嵐が過ぎるのを待つというところでしょうか?ちなみに新しい治療薬やワクチンの開発には通常時間がかかります。
もう一つは「スギ花粉症」です。今最盛期で、個人的には新型コロナウイルスよりもこちらの方が深刻です。現在私は内服薬2種類と、点鼻薬、点眼薬の「フル装備」で投薬し、何とかこらえている状況です。最近感じるのは、「雨が降っても症状が変化ない」という点です。早く花粉の出ないスギに、日本全国で植え替えて欲しいのですが、自分が生きているうちは完了しないのでしょう、残念ですが。
何となく日本国内全体的に、雰囲気として沈んでいるような感じがします。先人達は、「明けない夜はない」と言いました。病気も花粉も耐えましょう。

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